EDについて

about ED

ED治療・お薬について

対象:ED(勃起不全)/自由診療
取り扱い薬剤(国内正規品):シルデナフィル(先発:バイアグラ、後発各種)、タダラフィル(先発:シアリス、後発各種)。PDE5阻害薬として国際的に標準治療です。

作用機序と効果

ED治療薬(PDE5阻害薬)は、陰茎海綿体でcGMPの分解を抑えて血流を増やし、性的刺激があるときの勃起を助けます。選択肢(シルデナフィル/タダラフィル)は有効性が同等クラスで、発現時間・持続時間・食事影響の特性で使い分けます。

取扱薬と特徴(比較表)

項目シルデナフィル(先発:バイアグラ)タダラフィル(先発:シアリス)
標準用法用量50mg(単独)20mg(単独)
服用目安時間性行為の約1時間前性行為の1時間〜4時間前
最大効果の到達時間約1時間後3〜4時間後
作用持続時間およそ4〜6時間(個人差)約36時間
食事の影響高脂肪食でCmax↓、Tmax延長
(効き始めが遅れやすい)
食事の影響をほぼ受けない
飲酒との相性多量飲酒で低血圧・頭痛等が増えやすい多量飲酒で立ちくらみ等の報告あり
(高用量飲酒は非推奨)
向いているケース(例)「当日型」で効果発現の時間を厳密に合わせたい
/ 短時間で迅速かつ確実な効果を求める場合
「週末型」で長時間にわたり時間に縛られたくない
/ 食事時間の影響を受けたくない場合

用法・用量(オンライン処方時の基本)

  • シルデナフィル(50mg)
    標準用法用量は50mgです。性行為の約1時間前に服用します。最大効果が服用約1時間後に期待できます。服用は1日1回とし、24時間以上の間隔を空ける必要があります 。
  • タダラフィル(20mg)
    標準用法用量は20mgです。服用タイミングは、性行為の1時間前〜4時間前の間で調整します。最大薬効は服用3〜4時間後に達するため、ピーク効果を期待する場合は早めの服用を推奨します。服用は1日1回です。

服用のコツ

シルデナフィルは、高脂肪食による効き目の低下を防ぐため、空腹時〜軽食時の服用が推奨されます。
タダラフィルは食事に左右されにくく、長時間効果が持続するため、予定が読みにくい方や週末を通じて活動したい方に適しています。

併用禁忌・注意

絶対禁忌

  • 硝酸薬・NO供与薬(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)
  • sGC刺激薬リオシグアト等)
    重度の低血圧リスク。併用不可です。

注意を要する併用

  • α遮断薬:同時期服用で血圧低下に注意(用量調整・間隔確保)。
  • CYP3A4阻害薬(ケトコナゾール、リトナビル等):血中濃度↑。低用量開始・間隔延長。
  • CYP3A4誘導薬(カルバマゼピン等):効果↓の可能性。

服用できない/慎重に検討する方の目安

  • 不安定な心血管疾患、重度の低血圧/コントロール不良高血圧、最近の心筋梗塞(3か月以内)や脳卒中(6か月以内)などは原則不適。
  • 重度の腎・肝障害は用量制限または不適。
  • NAION(非動脈炎性前部虚血性視神経症)既往、高度眼科疾患、原因薬剤との相互作用が避けられないケースは要相談

副作用と対応

  • よくある症状:ほてり・頭痛・鼻閉・動悸・消化不良・背部痛など。多くは軽度一過性です。
  • 稀だが重篤:持続勃起(4時間超)、急激な視力低下(NAION)、急な聴力低下など。発現時は直ちに受診してください。

正規品の安心と偽造薬への注意

オンライン個人輸入品や不明経路のED薬で偽造・異物混入が繰り返し報告されています。国内承認薬を医師の診療と正規流通で受け取ることを推奨します。

よくある質問(ED薬)

どちらの薬が自分に合いますか?

効果の迅速性(最大効果が服用約1時間後)と短時間での活動を希望し、服用時の食事制限を守れる方はシルデナフィルが適しています。一方、長時間の持続性(約36時間)と食事時間の制約を避けたい柔軟性を求める方はタダラフィルが適しています 。効果と副作用には個人差が大きいため、医師の指導のもとで最適な薬剤を決定します。

飲酒はどの程度まで?

少量は大きな問題になりにくいですが、多量飲酒は低血圧・頭痛・めまい等が増え、効果も判りにくくなります。
特にタダラフィルで高用量飲酒の立ちくらみ報告があるため、節度ある飲酒を。

食後すぐでも効きますか?

シルデナフィルは高脂肪食で効き始めが遅れやすいため、空腹〜軽食時を推奨。タダラフィルは食事影響がほぼありません。

α遮断薬や降圧薬を飲んでいます。

併用可否は種類・タイミングで異なります。血圧低下の自覚(立ちくらみ等)に注意し、初回は低用量から。
診察時に服薬リストをご提示ください。